共済を調べると「掛金が手頃」とよく紹介されます。なぜ手頃に設計できるのか、その仕組みが分かると、安心して検討しやすくなります。ここでは理由を整理し、注意点もあわせて見ていきます。
理由1:非営利で運営されている
共済は、協同組合や労働組合などが、組合員の相互扶助のために運営する制度です。利益を目的としていないため、その分が掛金の設計に反映されやすい、という面があります。営利を目的とする事業とは、出発点の考え方が異なります。
理由2:掛け捨て中心である
共済は掛け捨て中心の商品が多く、貯蓄部分を持たないのが一般的です。積立がない分、掛金を保障に集中でき、手頃に設計しやすくなります。逆に言えば、貯蓄性は基本的にないということでもあります。
理由3:一律設計の商品が多い
共済では、一律の掛金で設計された分かりやすい商品が多く見られます。仕組みがシンプルな分、設計や運営がしやすいという面があります。ただし、その代わりに保障に上限が設けられている場合もあります。手頃さと保障範囲はセットで見ておきたいところです。
「いつも保険より安い」とは限らない
手頃さは魅力ですが、「共済はいつも保険より安い」と単純には言えません。年齢や保障内容、商品によって変わるためです。比べるときは、同じ保障条件にそろえて見比べることが大切です。条件をそろえずに金額だけを並べても、正しい比較にはなりません。
まとめ
共済の掛金が手頃なのは、非営利の運営・掛け捨て中心・一律設計といった仕組みによる面があります。ただし、保障に上限がある場合もあり、すべての場合で保険より安いとは限りません。安さだけでなく、必要な保障が得られるか・加入対象か、までを含めて検討してください。