病気やケガでの入院・手術に備える「医療保障」。共済にも医療保険にもありますが、どう選べばよいか迷う方は多いはずです。ここでは、選び方の考え方を整理します。
まず「どこに備えるか」を決める
医療保障を選ぶ出発点は、「入院・手術・通院のどこに、どれだけ備えたいか」を決めることです。範囲を決めずに商品を比べても、手厚さと掛金のどちらを優先すべきか判断できません。先に必要な範囲を決めてから、共済や保険の中身を見比べると選びやすくなります。
公的医療保険を前提に考える
日本には公的医療保険があり、医療費の自己負担には一定の仕組みがあります。そのため、医療保障は「すべてを保障でまかなう」のではなく、「自己負担に備える」という発想が基本です。貯蓄でまかなえる範囲も踏まえ、不足しそうな部分を保障で補うと、過不足を抑えられます。
共済と医療保険の使い分け
共済は、分かりやすい掛金で基本的な医療保障を手頃に備えられるのが特徴です。医療保険は、入院日数や通院・手術など、範囲を手厚くしやすいのが特徴です。「基本を手頃に」なら共済、「範囲を手厚く」なら医療保険、という見方が一つの目安になります。共済で基本を持ち、不足分を医療保険で補う併用も選択肢です。
短期入院への対応も確認
近年は入院が短期化する傾向もあります。長期入院だけでなく、短い入院や日帰り手術が対象になるかも、確認しておきたい点です。対象や条件は商品ごとに異なります。
まとめ
医療保障は、「入院・手術・通院のどこに備えるか」を決めてから選ぶのが基本です。公的医療保険を前提に、自己負担に備える発想で必要分を見積もりましょう。基本を手頃に備えるなら共済、範囲を手厚くするなら医療保険——使い分けや併用で、自分に合った医療保障を整えてください。